がん細胞について

普通の細胞には癌遺伝子も中にあります。細胞分裂が起きる時にできたり

自分の癌抑制遺伝子が働かなかったりしたときにガン細胞ができます。

基本的な事ですがガン細胞は1個の細胞が分裂してできていくということです。

それがどんどん分裂していって大きくなるのに時間がかかるわけです。

乱暴な話ですが半年で2倍になるようなガン細胞だと1個の細胞が

1cmのガンになるのに15年ぐらいかかります。

皆さん、えっ??と思われたのではないでしょうか?それで

1cmのガンの中に何個ガン細胞があるかというと約10億個になっています。

よく1cmのガンで早期発見と言われますが少し考えると末期のガンですよね

数的に言うと。

それで手術となるのが今の医療の流れでしょうか?確かに転移する能力を持っていないガンだと取れば治るのです。

よく転移するガン細胞がどんだけ血中にあるかを測る検査値でCTCとういうのがあります。

身体中をまわっている血中の循環腫瘍細胞が毛細血管の細いところ(脳、肺、骨)に引っかかって転移するという形になります。やっかいなのはこの転移するガン細胞を沢山持ったのは手術しても再発頻度が高いのでなにもしなくても良いかなと私は考えます。

だいぶ進歩してきたけど転移するガンかしないガンかがもっとしっかり理解されたらなんでも手術ということにはならないでしょうね。

© K.K 布施本町薬局 2014
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